病棟
地域包括ケア病棟
地域包括ケア病棟の役割
急性期治療を経過し、症状が安定した患者様に対して、安心して退院していただけるように在宅復帰支援に向けた医療の支援を目的とした病棟です。
入院生活中は、リハビリテーションやレクリエーションを通して楽しく過ごしていただけるように援助させていただきます。
入院目的
急性期の治療が終わり、在宅や施設へ直ぐに退院する場合に不安がある患者様
在宅や施設療養中で体調が悪くなってしまった患者様
介護をしているご家族の都合により、一時的に入院が必要になった患者様
お看取りの患者様
在宅復帰を目指して、医師、看護師、リハビリセラピスト、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど各専門職がチームとなり、治療や看護、リハビリテーションを行い、患者さまやご家族さまが安心して在宅療養できるよう退院支援を行っていきます。
地域包括ケア病棟の特徴
3つの専門性に特化したリハビリテーションプログラム
神経内科短期集中リハビリテーションプログラム
神経難病向けに2~4週間の短期的・集中的にリハビリテーションを実施する
社会復帰支援プログラム
認知症や高次脳機能障害を呈した患者様・御家族様向けに心理面・精神面からサポートし復職支援や地域社会への参加を促す
慢性疼痛・運動機能改善プログラム
長い期間痛みや異常感覚に悩まれている方・サルコペニア、フレイルと診断された方・整形外科術、受傷直後の患者様向け
この他にも、セラピストと1対1で行う個別リハビリテーションは勿論、各々のプログラムで入院されている患者様同士で悩みを共有しながら改善へ導けるよう集団リハビリテーションや、個人に合わせた自主トレーニングを指導し自身で行う事により、退院された後でも症状の自己管理が可能な様、患者様自身の指導も行っています。