臨床研究(後ろ向き観察研究)開始のお知らせ
臨床研究(後ろ向き観察研究)を開始するにあたり、研究内容等をお知らせします。
※後ろ向き観察研究とは、過去の診療データのみを利用して行う研究です。
(以下 記事)
患者の皆様へ
2020年2月10日
2A病棟
現在、2A病棟では、「緩和ケア病棟の入院患者に発生したインシデント・アクシデントに対する後ろ向き調査」に関する研究を行っています。
今後の治療に役立てることを目的に、この研究では“がん”の患者さんの診療情報などを利用させて頂きます。診療情報などがこの研究で何のために、どのように使われているのかについて詳しく知りたい方は、下記の窓口にご連絡ください。
1.研究課題名
「緩和ケア病棟の入院患者に発生したインシデント・アクシデントに対する後ろ向き調査」
2.研究の意義・目的
「本研究の目的は、インシデント・アクシデントレポート結果よりインシデント・アクシデントの発生率・発生要因・看護の実践状況を明らかにし、現在取り組んでいる対策と課題を検討することにあります。
インシデント・アクシデント発生要因と看護の実践状況を明らかにし、現在取り組んでいる対策と課題を検討することは、緩和ケアにおける医療安全と医療サービスの向上につながると考えています。」
3.研究の方法
1)対象者
2A病棟に入院中のがん患者
2)方法
2019年4月1日から2019年12月31日におけるインシデント・アクシデントレポート結果より後ろ向きに発生率・発生要因・看護の実践状況について調査します。
4.個人情報の取り扱いについて
本研究で得られた個人情報は、外部に洩れることのないように厳重に管理します。
研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しません。
データ等は、タムス浦安病院2A病棟の鍵のかかる棚で保管します。
5.研究に診療情報などを利用して欲しくない場合について
ご協力頂けない場合には、原則として結果の公開前であれば情報の削除などの対応をしますので、下記の窓口にご遠慮なくお申し出ください。
文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づいて掲示を行っています。
研究実施機関 :タムス浦安病院
本件のお問合せ先:2A病棟
看護師 山田恵子
047(312)6765